
▲大学生による保全活動の様子(出所:佐川急便)
認証・表彰SGホールディングスグループの佐川急便(京都市南区)は19日、同社が保有する「高尾100年の森」が、環境省の「自然共生サイト」に認定されたと発表した。物流企業がこの認定を受けたのは初めての事例。
自然共生サイトは企業の森や都市の緑地など「民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域」を認定する環境省の取り組み。認定には「里地里山といった二次的な自然環境に特徴的な生態系が存する場」、「越冬、休息、繁殖、採餌、移動(渡り)など、動物の生活史にとって重要な場」であることが求められる。
高尾100年の森は東京都八王子市の山林50万平方メートル(50ヘクタール)を対象に、地球温暖化防止に役立つ里山の再生を100年という長期的なビジョンのもと進めており、企業、教育機関、専門家など多様な主体との協働により里山の再生を推進している。さらに、希少種を含む在来動植物の生息や、親子や学生向けの教育の場として解放するなどの活動が評価され、今回の認定に至った。
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