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安田倉庫、九州営業所で余剰電力循環型太陽光PPA

2025年3月24日 (月)

▲安田倉庫九州営業所(出所:安田倉庫)

環境・CSR安田倉庫は24日、JA三井リースの再生可能エネルギー分野の戦略事業子会社JA三井エナジーソリューションズ、農林中央金庫、アイ・グリッド・ソリューションズ(アイ・グリッド)が共同で出資するサーキュラーグリーンエナジー(東京都中央区)が、余剰電力循環型太陽光PPAサービス契約を締結し、同社九州営業所(福岡県大刀洗町)の屋根に設置した自家消費型太陽光発電設備の稼働を開始したと発表した。

自家消費に加え、余剰電力を第三者に供給する循環型モデルにより、再生可能エネルギーの活用比率を最大化する。同営業所では年間56万6000キロワット電力を発電し、このうち33万9000キロワットを自家消費、残り22万7000キロワットはアイ・グリッド・ソリューションズが買い取り、ほかの利用者へ供給する。これにより、営業所全体の電力使用量の41%を再エネ化し、年間15万7000キロのCO2排出量削減が見込まれる。また、余剰電力分の供給によって全国でさらに10万5000キロ分のCO2削減が可能になる。

物流施設は広い屋根面積を持つ一方で電力需要が比較的低く、従来は発電した電力を十分に活用できない課題があった。今回の取り組みでは、余剰電力予測AIにより発電効率を最大化し、物流業での再エネ導入の新たなモデルケースとなる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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