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「テーラーメイド型」SCM支援サービス、Knewit

2025年3月24日 (月)

サービス・商品サプライチェーン(SC)の再構築支援を掲げるknewit(ニューイット、東京都千代田区)は24日、商社や卸、メーカー向けに、サプライチェーン変革に特化したテーラーメイド型サービス「ニューイット」を開発したと発表した。

ニューイットでは、サプライチェーンマネジメント(SCM)に必要な機能をモジュール(部品)として用意し、それらを企業の実情や特徴、ニーズに合わせ最適な組み合わせにして提供する。顧客の身体に合ったスーツを縫うように機能を組み合わせるという意味で、「テーラーメイド型サービス」と名付けた。

受注情報の管理を行うモジュール「ニューイット受注」では、AI-OCR技術を活用し、ファクスやメールのPDFを読み取り、受注情報を管理システムや基幹システムへ自動登録する。これによって、受注の仕分けやシステムへの転記などの負担が軽減され、業務の効率化を図る。

受注した商品のデリバリー業務全般を管理する「ニューイットデリバリー」は、見積もり依頼や回答、発注・加工から配送・出荷指示までの進ちょく状況を案件ごとに一元管理する。システム上から依頼書や見積書の作成ができ、効率的な案件管理が可能になる。

配送計画を管理する「ニューイット配送」は事業部門と物流部門、委託先の運送会社などが共同で利用でき、情報伝達業務を効率化するほか、積載効率や輸送効率などもデータを分析できる。

このほか、納入先情報を一元管理する「ニューイットカルテ」がある。

企業ごとにモジュールを最適に組み合わせるため、SCMの基幹システムとして活用できるほか、現行システムと連携させながら、部分的に残っている手動の業務のみをデジタル化することもできる。

これによって、業務が属人管理となっているために生じる課題の解消や、複雑になった管理業務の単純化などが可能になるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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