環境・CSR京阪ザ・ストア(大阪市中央区)は27日、エフピコと協働して進める食品トレーの水平リサイクル「ストアtoストア」の取り組みを、2025年度に向けて強化すると発表した。店頭で回収した使用済み食品トレーを再資源化し、新たなエコ製品として再び売り場で活用する循環型の物流体制を構築する。
同取り組みでは、京阪ザ・ストアの各店舗に設置された回収ボックスで地域住民から使用済みトレーを受け取り、それらをエフピコが「エコトレー」や「エコAPET」として再生。再製品化されたトレーは再び売り場に戻ることで、製造・輸送・販売を含む流通過程での二酸化炭素排出抑制に貢献している。23年度は51トンの排出削減に寄与し、24年度は57トン、25年度には64トンの削減を目標としている。
物流面では、使用済み資源の店舗間移送と、再生製品の供給ルートの確立がポイントとなる。同社はエコトレー対象商品の拡大とともに、ポスター増設などで店頭での回収量向上を図る。
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