ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東大と北里大が調査、長時間労働で孤独感倍増

2025年3月27日 (木)

調査・データ東京大学と北里大学は、日本国内の従業員2万4000人を対象とした調査で、12人に1人が「ほとんどいつも」仕事で孤独を感じていると発表した。特に週61時間以上働く長時間労働者ではその割合が15.8%と、60時間以下の労働者に比べて2倍近く高い傾向があることが分かった。

この調査は2024年10月、国内の企業に勤める従業員を対象にオンラインで実施された。自営業や無職者などを除いた2万4021人の回答を分析した結果、仕事における孤独を強く感じる者の割合は8.3%だった。孤独を感じやすい傾向は、未婚者、年収400万円以下の者、長時間労働者などに見られた。また学術研究や教育、医療、福祉業では孤独を感じる割合が比較的低かった。

長時間労働が職場での人間関係を制限し、精神的健康にも悪影響を及ぼす可能性が指摘された。研究グループは、企業が従業員の孤独に配慮し、孤立を防ぐ職場環境づくりに取り組む必要があるとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com