拠点・施設センコー(大阪市北区)は27日、「京葉PDセンター」(千葉県市原市)内で建設中だった危険物倉庫3棟と屋外危険物貯蔵所が完成したと発表した。化学品メーカーなどの生産・流通拠点が集積する千葉・市原エリアに新たに倉庫スペースを用意することで、旺盛な危険物の保管・物流管理需要に対応する。

▲倉庫外観(出所:センコー)
京葉PDセンターは22年に普通倉庫1棟と危険物倉庫3棟でオープンした。今回、既存の屋外保管場区画内に、危険物倉庫の4号、5号、6号棟と屋外危険物貯蔵所を増設。屋外危険物貯蔵所にはコンクリート舗装や外周フェンスを設置した。京葉PDセンターは新施設稼働で4種併設型(普通倉庫、危険物倉庫、屋外危険物貯蔵所、屋外保管場)の物流センターとなった。
新施設の構造はS造平屋建て、有効高5.1メートル、耐荷重1平方メートルあたり6トン。延床面積は4号棟856.8平方メートル、5号999.6平方メートル、6号棟999.6平方メートル、屋外危険物貯蔵所3174平方メートルで、対応できる危険物は第4種石油類(消防法上)となっている。新倉庫の完成で京葉PDセンターの危険物管理スペースは計9000平方メートルに増床した。
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