国交省、災害時の官民物流連携ハンドブックを発行

広域物資拠点開設・運営ハンドブック（表紙）

行政・団体国土交通省は4日、「広域物資拠点開設・運営ハンドブック」（第一版）を発行した。広域物資拠点の開設など関係者間の連携体制をとりまとめたもので、今後、実地訓練などで活用しつつ内容を見直す。

東日本大震災を踏まえ、地域ブロックごとに地方自治体、関係省庁、有識者、物流事業者、事業者団体などからなる協議会を開催し、民間物資拠点のリストアップ、官民の協力協定の締結・拡充を進めるとともに、災害時の支援物資物流における関係者間の連携手順を整理。

支援物資に関する広域物資拠点の選定・開設・運営で事前に準備しておくべきことや、災害時における都道府県や物流事業者団体など関係機関のオペレーションのについての流れを明確にした。

ハンドブックは総論、事前準備編、災害発生時オペレーション編の3部構成。

■広域物資拠点開設・運営ハンドブックのダウンロードURL
http://www.mlit.go.jp/common/001013353.pdf