国内関西学院大学(兵庫県西宮市)は27日、2024年度の懸賞論文の選考結果について発表した。
共同執筆部門入賞となった論文「物流問題とユーザーインターフェースの需要分析」では、近年急成長するアパレル製品のEC(電子商取引)サイトに対する需要を、物流問題やユーザーインターフェースに注目して分析した。24年問題に対して消費者の需要コントロールに関する議論が不足しているという問題意識の下、アンケート調査に基づくECサイトのコンジョイント分析(購買行動に影響を与える要素を定量分析する手法)によって消費者の選好を明らかにしようとした。
需要側をコントロールすることで、24年問題に伴う需給ひっ迫を緩和できる可能性があることを示した結果が、論文の明確な問題意識と共に高く評価された。
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