
(出所:京浜急行電鉄)
サービス・商品京浜急行電鉄は28日、訪日外国人観光客向けに羽田空港第3ターミナル駅で実施していた手荷物当日配送サービスの実証実験を終了し、本格運用を開始したと発表した。カウンターは常設化され、受付時間は9時から16時まで。預かった手荷物は、東京23区、川崎市、横浜市および浦安市内の宿泊施設まで、当日19時頃までに配送される。
このサービスは、ecbo(東京都渋谷区)と連携して行われ、空港からホテルまでのスムーズな移動を支援することで、観光客の快適な滞在環境を整備することを目的としている。荷物の大きさに応じて料金は1件1500円から3000円で、13時以降の受付には追加料金が発生する。申し込みはウェブ事前申し込みか当日受付で可能で、決済には現金のほか、各種キャッシュレス決済にも対応している。
今後は宿泊施設から空港への逆方向の配送や、鉄道きっぷとの連携によるサービス拡充も視野に入れている。両社は、駅構内や車内の混雑緩和、「手ぶら観光」の促進を通じ、観光客の移動体験を向上させるとともに、物流と観光を融合した新たな付加価値の創出を目指す。
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