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常磐道・浪江ICで「IC内側駐車場」の実証実験

2025年4月1日 (火)

国内東日本高速道路(NEXCO東日本)は3月31日、常磐自動車道浪江インターチェンジ(IC)内側にある管理用敷地を臨時駐車場として運用する実証実験を4月7日から開始すると発表した。常磐道・ならはパーキングエリア(PA)と南相馬鹿島SAの間は50キロ近くにわたって休憩施設がないため、ほぼ中間地点に当たる浪江ICをトイレ休憩などに利用してもらう。

同社では休憩施設の不足を解消するため、休憩施設間の距離が35キロ以上ある休憩施設空白区間でIC内側の管理用敷地を開放し、短時間の休憩ができるよう整備を進めている。既に、北関東自動車道・桜川筑西ICでも、2月から臨時駐車場の運用が始まっている。

浪江ICでは7日15時から運用が始まり、大型車両2マス、小型車2マス分を開放する。施設はトイレのみで、60分以内での利用を呼び掛けている。

利用する場合は、ICの出口ランプに入り、料金ゲート手前を左折して駐車場に入る。駐車場から高速道路本線に戻る場合は、一般レーンに入って係員を呼び出し、「臨時駐車場を利用し、高速道路に乗り直す」と告げたうえで、いったん一般に出て、再び高速道路に乗り直す。

高速道路に乗り直す場合も、ETCを抜いたうえで一般レーンに入り、係員に臨時駐車を利用したことを告げた後、係員の指示に従って高速道路に進入する。一般レーンを使わずETCレーンを使ってしまうと、料金がいったん精算されてしまう。

駐車台数が限られることから、利用できる車両の台数を本線上でリアルタイムに表示する。同社では案内や係員の指示に従い、適切に利用するよう呼び掛けている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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