国内愛知県は1日、ドローンを活用した物流サービスの先行導入事例を作成したと発表した。離島や山間地を対象に、2024年度に実施した実証実験の結果を基に事業化に向けた運用体制やコスト試算をまとめたもので、次世代空モビリティの社会実装を加速させる取り組みの一環となる。
この事例は、ドローンや空飛ぶクルマといった空のモビリティと、自動運転車などの陸のモビリティを統合し、新たな物流インフラを構築する「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル2030』」の一部として策定された。特に、河川流域や離島間を結ぶ航路での物流サービスを「ローンチモデル」と位置づけ、社会実装に向けた制度整備とビジネスモデルの確立を狙う。
作成された導入事例では、離島モデルと山間地モデルの2種類を掲載。オペレーション設計や体制、採算性を高めるための仕組みが具体的に記されている。ドローンを活用した物流サービスの事業化を検討する事業者向けに示されたもので、国への規制緩和の働きかけにもつなげる。
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