
▲入社式の様子(出所:郵船ロジスティクス)
ロジスティクス郵船ロジスティクスは1日、2025年度の入社式を行った。新入社員は63人。
原秀則社長の祝辞は以下の通り。
■原秀則社長祝辞
皆さん、本日は入社おめでとうございます。これまでの学生生活で多くの人と出会い、さまざまなことに挑戦し、期待と希望に胸を膨らませながら本日の入社式を迎えられたことと思います。63名の皆さんを郵船ロジスティクスの仲間として新たに迎えられることを心からうれしく思います。
当社はグローバルに展開するサプライチェーン・ロジスティクス企業であり、物を運ぶだけが私たちの仕事ではありません。私たちのビジョンに掲げる「私たちはロジスティクスで、人を、ビジネスを、社会を、より良い未来へつなげます。」を実現するため、常にお客さまに寄り添いながら本質的なニーズを理解し、お客さまが本当に必要としているソリューションを提供しています。お客さまに満足いただけるサービスを提供するためには、皆さん一人一人が持つ人間力が重要です。近年、目覚ましい技術革新を遂げ、人間に代わるAIサービスが次々に生まれています。これは、私たちが働く物流業界においても例外ではなく、新しい技術を駆使した競合他社の台頭など、ますます競争が激化しています。ただ、そのような状況でも、国・地域を超えて多くの人の手によって成り立っている国際輸送において、お客さまのサプライチェーンを最前線で支えているのは人の力です。お客さまが何を必要としているのか真摯に向き合い積極的にコミュニケーションを取ることで、物事の本質を見極める力“Insight”を高め、お客さまの想像を超える新しい価値を提供できるようになります。ここに集まった同期の仲間、職場の同僚や上司など、まずは身近な人とのコミュニケーションをより一層大切にし、お客さまから必要とされる人になっていってください。
これから社会人として歩んでいくなかで、必死に頑張っても必ずしもいつも良い結果が出るとは限りません。大きな壁に阻まれ、戸惑い、道に迷うこともあるでしょう。しかし、「人事を尽くして天命を待つ」ということわざにもあるように、諦めず、腐らず、次に訪れるチャンスに向かって自分ができることに一生懸命に取り組むことが重要です。
世界の不確実性が増すなか、未来に何が起こるか確実に予測することは誰にもできず、そのなかでどのような道を進むのか自分自身で決めなければいけません。しかし、それは同時に私たちの未来は自分で創造できるということでもあります。どうしても乗り越えられない壁にぶつかったときは、隣にいる仲間の力を頼ってください。皆さんにはぜひそのような姿勢で仕事に取り組んでほしいと思います。郵船ロジスティクスの持続的な成長を目指して、新しいことに積極的にチャレンジし、共に未来を切り開いていきましょう。
当社はことし創業70周年を迎え、また2017年に策定した中長期経営計画“TRANSFORM 2025”の最終年度に入りました。TRANSFORM 2025の達成と次の私たちの成長を実現するために、これまでグローバル経営を担ってきたGlobal Headquarters(GHQ)と日本地域事業の2つの機能が併存する組織から、GHQを郵船ロジスティクスグローバルマネジメントとして独立させることで組織運営体制を再編しました。しかし、郵船ロジスティクスのサービス品質をグローバルに展開する上で、引き続き日本地域は重要な拠点です。当社のグループ経営理念を集約した“Create Better Connections”を胸に、世界中で働く仲間との積極的なコミュニケーションを心掛けてください。
今日から皆さんは郵船ロジスティクスの一員です。心身の健康には十分留意し、思う存分皆さんの力を発揮して飛躍していってください。皆さんの今後の成長と活躍を心から期待しております。本日は誠におめでとうございます。
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