国際フェデックス(アメリカ)は1日、埼玉県越谷市の一部地域に向けた輸入貨物の輸送時間を1日短縮すると発表した。これにより、該当地域では平日に到着する貨物を従来より早く受け取ることが可能となった。対象となるサービスは、同社の国際エクスプレス・プライオリティ便など5種の国際輸送商品。
同地域は製造業が盛んなエリアで、フェデックス利用者の7割が機械、医療機器、自動車部品などの製造に携わっている。部品調達や製品販売の多くが海外と関わりを持つ中、配送スピードの向上は納期短縮と競争力確保に直結する。同社は、グローバル市場での製造業支援の一環として、今回の輸送時間短縮を実施した。
同社は2025年に京都府内の一部地域でも同様の輸送時間短縮を行っており、今後もデジタル技術やAI(人工知能)を活用した輸送管理強化を進めている。例えば、インテリジェントなモニタリング機能「FedEx Surround」や通関を支援する「FedEx インポートツール」などの導入により、物流効率と可視性を高める取り組みを展開中だ。
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