ロジスティクスオーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン(東京都港区)は1日、ゴールデンウィーク期間を控え、輸入コンテナの早期搬出を関係者に呼びかける通達を行った。外地諸港での港湾混雑や本船スケジュールの遅延に伴い、日本国内のコンテナターミナルでも蔵置スペースの逼迫が続いているとし、ターミナル機能の維持に協力を求めた。
同社によると、連休前後は輸入コンテナの荷揚げ量が急増する見通しで、ターミナル内に滞留するコンテナ本数も増加すると予測している。これにより、蔵置キャパシティを超過した場合、本船の着岸や荷役作業、さらには外来ゲートでの対応にも支障を来す可能性があるとして、機能不全の回避を重視している。
そのため同社は、輸入コンテナのフリータイムの有無に関係なく、荷揚げ後はできるだけ速やかな搬出を進めるよう依頼している。港湾物流の円滑化を図る観点からも、関係事業者に対しては事前の搬出計画の見直しや迅速な対応が求められるとして、連休期間に向けた物流体制の強化が焦点となっている。
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