荷主三菱ケミカルグループは2日、ペットボトル事業から撤退すると発表した。製造はことし12月末に終了し、販売も26年3月末をもって終える。対象は、調味料やアルコール向けに製造していたペットボトルで、関東事業所(神奈川県平塚市)、中日本事業所(滋賀県長浜市)が撤退の拠点となる。
同社のペットボトル製造販売事業は、長年にわたり多様な需要に応じた製品を展開してきたが、近年は原材料価格と物流費の上昇に直面していた。特に物流においては、運送コストの高騰やサプライチェーン全体の再構築が収益性に影響し、将来的な成長は困難な状況にあった。同社は固定費削減などの対策を講じたが、抜本的な収益改善には至らなかった。
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