拠点・施設TC神鋼不動産(神戸市中央区)は1日、三重県鈴鹿市において「AS-LOGI鈴鹿」を4月に着工すると発表した。同社初の中部圏での物流施設となり、2026年3月完成を予定。現在テナントを募集している。
同施設は東名阪自動車道・鈴鹿インターチェンジ(IC)まで2.3キロ、新名神高速道・鈴鹿パーキングエリア(PA)スマートICまで7.3キロであり、主要エリアの名古屋に加え四日市・桑名方面、松阪・津市への小口配送に適した立地となっている。さらに新名神高速・名阪国道などの複数ルートから大阪方面への広域集配拠点としても利用可能。またハザードマップにおいて浸水想定区域に該当しておらず、BCPの面でも優れた立地となっている。
敷地面積1万2078平方メートル、延床面積1万961平方メートル、トラックバースとトラック待機場と一般駐車場を備えた地上2階建てのボックス型物流施設であり、床荷重1平方メートルあたり1.5トン、梁下有効高5.5メートルを確保。荷物用エレベーターと垂直搬送機を2基ずつ設けることで、上下階の荷物の搬送能力を確保している。45フィートウイングトレーラーをバースにて開閉できるよう、バースの奥行は一部有効14.8メートルを確保する計画。また10トントラック待機場と45フィートトレーラー待機場をそれぞれ3台分計画している。

▲「AS-LOGI鈴鹿」完成イメージ(出所:TC神鋼不動産)
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