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セイノー2Q、輸送効率化と適正運賃収受で増収増益

2025年11月12日 (水)

財務・人事セイノーホールディングス(HD)が12日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比20.2%増の3985億5900万円、営業利益が同38.4%増の181億100万円、最終利益が67.2%増の107億5700万円と大幅な増収増益となった。輸送ネットワークの効率化や適正運賃の収受が進み、物流事業の収益性が改善した。

主力の輸送事業は、個人消費の鈍化で貨物量が伸び悩んだものの、貸切・ロジスティクス事業の拡大や長距離・高重量帯での適正運賃確保が寄与。さらに、MDロジス(東京都中野区)の新規連結効果も加わり、売上高が28.3%増の3089億円、営業利益が67.0%増の122億円と大幅増益となった。ドライバー不足で傭車費は増加したが、共同運行など24年問題への対応策が効果を上げた。

自動車販売事業は、新車供給制約やモデルチェンジ時期の影響で売上高が7.1%減の545億円、営業利益が5.7%減の41億円と減収減益。一方、物品販売事業は介護用品などの販売好調で売上高が11.8%増の203億円、営業利益が29.7%増の7億円を確保。不動産賃貸事業も跡地活用の進展で増収増益となった。

通期業績予想は据え置き、売上高が前期比10.4%増の8137億円、営業利益が同25.8%増の376億円、最終利益が14.3%増の220億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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