サービス・商品チェンジホールディングス(HD、東京都港区)は11日、子会社ビーキャップ(同)と共同で、熊本国際空港に位置情報把握ソリューション「Beacapp Tag」を導入したと発表した。貸出用カートの運搬・管理を効率化し、阿蘇くまもと空港の業務DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。
導入では200台のカートにビーコンを取り付け、空港内の各置き場付近に受信機を設置。保安室のモニターでカート配置をリアルタイムに把握できるようにした。
巡回担当者にはタブレットを貸与し、アプリ上で各エリアのカート台数を確認できる仕組みを構築。これにより、移動ルートの最適化が可能となり、1人あたりの「探す」時間を50分削減でき、1日の移動距離は20キロから17キロに短縮可能だという。
熊本国際空港では、自衛隊OBなどシニア人材が巡回業務を担っており、広大な敷地を移動する負担が課題だった。今回の導入は、業務効率化と働きやすい環境の両立を実現するモデルケースとなる。
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