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日野、車車間・歩車間通信搭載のASVトラック開発

2013年10月11日 (金)
HINOデュトロASV

HINOデュトロASV

荷主日野自動車は10日、車車間通信や歩車間通信を利用した安全運転支援システムを搭載した先進安全自動車(ASV)として「日野デュトロハイブリッドASV」を開発したと発表した。

今月14日から18日まで、東京ビッグサイトで開催される「第20回ITS世界会議東京2013」の「ITSグリーンセーフティショーケース」に、国土交通省ASVメンバーとして参加する。

国交省のASV推進計画に参画し、ASV技術の開発・実用化・普及に取り組んできた同社は今回、第5期計画に合わせて日野デュトロハイブリッドASVを開発。車車間、歩車間の通信を利用して、右左折時や出会い頭の衝突防止や、周辺の車両や歩行者の存在を知らせることで、安全運転を支援する。

日野デュトロハイブリッドASVは、右左折時衝突、出会い頭衝突の防止を支援する機能のほか、歩行者存在注意喚起、緊急車両・工事車両情報提供機能も備える。いずれも、自分の存在情報を発信する機能を備えた車両や歩行者からの情報を受信して作動するもので、自車の進行の支障となる可能性の高い車両や歩行者を検知し、モニター表示と音声で注意喚起または情報提供を行う。