M&A日本電気硝子は6日、複合材事業の構造改革の一環として、米国連結子会社エレクトリック・グラス・ファイバー・アメリカ(EGFA)のシェルビー工場の生産活動を停止し、レキシントン工場を譲渡すると発表した。競争力が低下した製品を整理し、経営資源を成長分野に振り向けるとともに、北米でのガラス繊維生産から撤退する。
同社の複合材事業は、需要構造の変化や競争激化を背景に厳しい事業環境が続いている。これまで2019年にEGFAのチェスター工場を閉鎖し、23年にオランダ子会社の事業を終了、25年には英国子会社の生産活動停止を決めるなど、生産体制の再構築を進めてきた。
EGFAは米ノースカロライナ州シェルビーに本社と工場を置き、同州レキシントンにも拠点を持つ。樹脂強化用ガラス繊維の製造・販売を手がけており、25年12月期の売上高は2億3700万ドル、営業損失は600万ドルだった。
レキシントン工場の譲渡先は、建築・産業用ガラス繊維を製造・販売するサンゴバン・アドフォース・アメリカ。譲渡価額と帳簿価額は非開示とした。レキシントン工場の譲渡は26年7月末に完了し、シェルビー工場は同年8月末に生産を停止する予定。
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