環境・CSRタイガー魔法瓶(大阪府門真市)は6日、2021年10月から進める使用済みステンレス製ボトルの回収・再資源化プロジェクトについて、開始から5年目を迎え、累計28万7000本相当のボトルを回収したと発表した。直近1年間では14万2000本を回収し、全国の回収ボックス設置場所は515か所まで拡大した。
同社はメーカーを問わず家庭で不要になったステンレス製ボトルを回収し、リサイクル専門業者を通じてステンレス原料やポリプロピレン原料として再資源化する仕組みを構築している。回収したボトルは本体とせんに分別され、本体は新たなステンレス材、ふたは樹脂製品の原料として再利用される。
物流面では、素材が明確なステンレス製ボトルを一定量まとめて回収することで、リサイクル工程における選別作業の負担を軽減できることが特徴だ。不純物の混入を抑え、高品質な再生ステンレス原料の確保につながるほか、回収から再資源化までの効率化にも寄与する。
同社は自治体や企業との連携を広げ、全国各地で回収体制を整備している。役目を終えたボトルを回収拠点へ集約し、資源として循環利用することで、サーキュラーエコノミーの実現を目指す。
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