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栗林商船、「DX推進室」を新設

2025年4月7日 (月)

ロジスティクス栗林商船は7日、1日に新たな社内組織として「DX推進室」を開設したと発表した。中期経営計画(2025-27年度)の重点施策に基づくもので、収益力の強化や新たなビジネスモデル創出を目指し、全社的なデジタル変革を進める。従来の「DX推進準備室」を発展的に改組したもので、各部門横断での課題抽出と改善活動を行ってきた実績をもとに、名実ともに恒常的な全社施策として位置付けた。

物流領域では、海陸一貫輸送の効率化を視野に、SFA(営業支援)・MA(マーケティング自動化)ツールの導入に加え、グループ全体のデータ資産共有を目的としたBIツールの選定を進めている。これにより顧客管理や業務プロセスの可視化を図り、迅速な意思決定や業務改善を推進する。試行段階からの6か月間では、現場から吸い上げた多様な課題をデジタル技術で解決可能な分野に分類し、KPIに基づく検証を重ねている。

同社は、北海道と東京・名古屋・大阪を結ぶ内航定期船事業を基盤に、港湾荷役や内陸輸送を組み合わせた海陸複合輸送を展開。中期計画では「経常利益35億円」「ROE8%」の達成を掲げており、外部環境の変化に強い経営基盤の構築に向け、DX(デジタルトランスフォーメーション)を軸とした改革を加速させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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