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ゼオンノース、災害時活用可能な緊急仮設橋開発

2025年4月8日 (火)

救急車の通行にも耐える強靭なアルミ製緊急仮設橋(出所:セオンノース)

サービス・商品日本ゼオンは7日、ゼオンノース(富山県高岡市)が、災害時の交通網寸断に対応するアルミ製緊急仮設橋を開発したと発表した。新たに導入したレーザーアークハイブリッド溶接技術を活用し、軽量かつ強度の高い構造を実現。救急車の通行も可能な耐荷重設計で、緊急時の人命救助や物資輸送に寄与する。

仮設橋は全長25メートル、全幅2.4メートルで、重量は6200キロ。5分割構造により、中型トラック(4トン車)で被災地へ輸送でき、現地では同サイズのトラッククレーンと人力のみで短時間に架設できる。5トンまでの車両通行に対応し、被災直後の3日以内に緊急車両の通行を可能にする設計だ。大型重機が入りにくい地形に対応する物流支援機材として、今後の活用が期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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