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TNT、13か国の代表選手でエコドライブ競技

2013年10月16日 (水)
コンペティションの参加者

コンペティションの参加者

イベントTNTエクスプレスは16日、オランダのダイフェンで恒例のエコドライブ・コンペティション「ドライブ・ミー・チャレンジ」の決勝大会を11日に開催したと発表した。

ドライブ・ミー・チャレンジは、TNTエクスプレスのドライバーに安全と燃費の良い運転を促すために実施しているエコドライブ・コンペティションで、7年目の開催となる今回は、フォークリフト車と配送トラックの両方の運転技術テストを行った。

13か国の最優秀ドライバーがこのイベントに向けて数か月間の準備を行い、当日は「どのような交通状況であろうと、小包を時間通りに、完全な状態で集荷、配送できるか」など、日常業務をシミュレーションする形で競技が行われた。

コンペティションは、ル・マン方式で開始され、クラクションの音でチームのドライバーと交代ドライバーが一斉に各自の配送トラックに向けて走り出した。スタート前には、フォークリフト車のドライバーにより、水の入った容器を載せたパレットが配送トラックに積み込まれ、チームごとにタイムと運転後に残った水の量に応じてポイントが加算される。

ドライバーはコースを3周(全走行距離31キロメートル)走行した後、交通安全、カスタマー・エクスペリエンス(顧客満足)、燃費効率、スピードの4つの基準で評価された。

今年のドライブ・ミー・チャレンジコンペティションで追加されたフォークリフト車の競技では、箱・ケージ、パレット、長尺物の3種の貨物積載テストを行ったほか、すべてのドライバーに対して安全、衛生検査を実施した。

コンペティションは、TNTエクスプレスのパートナーである非営利組織「フリート・フォーラム」が企画し、ドライバーの精神衛生、安全性、燃費効率を高めることを目指しており、オペル社からは15台の商用バン、トヨタ自動車から6台のフォークリフト車、ライサンダ社からドライバーの燃費効率を分析する車載テレマティクス機器が提供されている。

■TNTのエクスプレス・ロード・ネットワーク担当マネージング・ディレクター、バス・ヤンセン氏のコメント
「ドライブ・ミー・チャレンジコンペティションにより、ドライバーは自分の運転技能を他国の同僚と比較して評価することができ、優良な運転の手本となることができる。これまで、当社の燃費削減への取り組みに大きく貢献してきた。また、エクスプレス貨物を時間通りに、環境にやさしく、安全で、顧客の立場に立った方法で配送するという日々の業務に密接に関連している」