拠点・施設ソースネクストは9日、音声翻訳機「ポケトーク」の新たな生産拠点をベトナムに新設すると発表した。
これまで同製品は中国・深センで製造されていたが、米国の関税政策に対応するため、価格の維持と関税リスク分散を目的としてベトナム進出を決定した。米国への出荷はことし9月以降、ベトナムからも可能となる。今月2日に米国政府がベトナムにも相互関税率を課したが、両国間では関税撤廃に向けた協議が進められており、今後の関税改善も期待されている。
物流面では、トランプ政権への移行による関税上昇を見据え、同社は米国販売分の1年分にあたる在庫を4月7日までに出荷済みで、年内の販売分については新たな関税の影響を受けない見込みだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com