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産業ロボ技術の韓リアルワールド、22億円を調達

2025年4月16日 (水)

(出所:Realworld)

財務・人事産業ロボティクス技術開発のリアルワールド(韓国)は15日、シードラウンドで日本と韓国のベンチャーキャピタルやCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)から22億円を調達したと発表した。

リアルワールドは、製造現場での実装を想定したロボティクス・ファウンデーションモデル(RFM)を開発するフィジカルAI(人工知能)スタートアップであり、今回の資金で日本市場への本格展開を図る。

同社は今後、日本の製造業と連携し、精密センサーや自動化設備を備える国内企業とRFM技術を組み合わせることで、生産工程や物流工程の課題解決を目指す。例えば、現場データを活用したAIによる作業指示の最適化や、ロボット間の通信制御によるライン稼働率の向上など、物流分野にも応用が期待される。今後は日本国内に拠点を設置し、共同研究や実証事業を展開する。

調達に参加したのは、グローバル・ブレイン、Mirae Asset Venture Investmentなどのベンチャーキャピタルに加え、ANAホールディングス、KDDI、三井化学などのCVC、韓国からはLG電子やSKテレコムなどが名を連ねた。リアルワールドはこれら戦略的投資家との連携を通じ、製造現場の熟練技術を継承するためのヒューマノイドロボット開発や、物流工程の高度自動化にも取り組む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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