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日本郵政キャピタル、米先進人型ロボットへ出資

2025年3月24日 (月)

財務・人事日本郵政キャピタル(東京都千代田区)は21日、フィジカルAIを搭載したヒューマノイドロボット「Apollo」を開発するアプトロニック(米国)に対し、シリーズAラウンドの資金調達において出資を行ったと発表した。アプトロニックは物流や製造業などへのロボット導入を目指しており、日本郵政キャピタルは同社の実装力と戦略性を評価したという。

アプトロニックはテキサス大学オースティン校の研究室からスピンアウトし、これまでに15種類のロボット開発実績を持つ。中核製品のApolloは、物流倉庫や製造現場で人と協働し作業できる設計となっており、自動車、電子機器、3PL物流、飲料ボトリング、消費財パッケージングといった業種での活用が期待されている。同社はことし2月、グーグルやBキャピタルが主導する資金調達で合計4億300万ドル(621億円)を集め、生産体制の拡充を図っている。

物流分野ではすでにメルセデスベンツやGXOとの契約実績があり、今後日本市場への参入も視野に入れながら、物流領域をはじめ医療や災害対応といった幅広い産業でのロボット導入を加速させる。

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LOGISTICS TODAY編集部