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三菱倉庫CVCが出資1号、業務用ロボ開発ugoを支援

2024年2月7日 (水)

ロジスティクス三菱倉庫はこのほど、同社グループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、MLCベンチャーズ(東京都中央区)が、労働力不足が深刻な業界に向け、ロボットを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進するugo(ユーゴー、千代田区)に出資した、と発表した。同CVC初の出資案件となる。

ugoは業務用ロボットの企画・開発・発売、ロボットサービスの構築と運営を手掛ける2018年創業のスタートアップ。物流業界をはじめ、警備、医療・介護など幅広い業種での業務自動化や現場のデータ化支援を支援している。同社が提供する業務DXロボット「ugo」は、遠隔操作と自動化のハイブリッドな運用が可能で、現場の状況に合わせたカスタマイズが可能な拡張性を備える。

業務DXロボット「ugo」のラインアップ(出所:三菱倉庫)

三菱倉庫は、グループの社会インフラ事業のネットワークに、ugoのロボットを活用した業務インフラのDX、社会実装の志向を掛け合わせ、サステナブルな社会構築を目指す。今回の資金調達により、ugoの徹底した現場主義を基にした社会実装の活動の範囲を拡大、成長速度を加速させるとともに、三菱倉庫グループのアセットを活用し、不動産や物流分野での事業成長を支援する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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