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佐川急便、飛脚国際便にDHL環境対応型サービス

2025年4月17日 (木)

サービス・商品佐川急便(京都市南区)は16日、DHLジャパン(東京都品川区)と共同で、持続可能な航空燃料(SAF)を活用した国際輸送サービス「DHL GoGreen Plus」に関する契約を締結したと発表した。これにより、同社の「飛脚国際宅配便」での海外向け輸送の温室効果ガス(GHG)排出量を10%削減する見込みで、脱炭素化を推進する物流施策として注目される。

▲DHLとの調印式(出所:佐川急便)

飛脚国際宅配便は、日本国内で佐川急便のセールスドライバーが集荷した貨物を、DHL Expressのグローバルネットワークを通じて海外220か国以上に届けるサービス。今回の契約によって、DHLが提供するSAFの環境価値を同サービスに適用し、輸送時の排出削減効果(インセット)を実現する。同社にとってSAFを活用するのは初の試みで、持続可能な物流構築の一環として取り組む。

同社は、グループ全体で2030年までにスコープ1・2のCO2排出量を46%削減、50年にカーボンニュートラル達成を目指している。これまでにもハイブリッド車や電気自動車(EV)の導入、モーダルシフト推進などに注力しており、今回の契約により国際航空輸送分野でも環境負荷の軽減を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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