サービス・商品日立製作所は16日、同社グループ会社で欧州を中心にEV(電気自動車)ソリューションなどを提供するHitachi ZeroCarbon(日立ゼロカーボン)が、EV導入の加速を支援する統合管理プラットフォームを発売すると発表した。企業向けのEV導入・運用を支援する複数のソリューションを組み合わせ、車両管理者が脱炭素化を実現するための包括的なサポートを行う。
新たに提供される「ゼロカーボンフリート」「ゼロカーボンチャージ」「ゼロカーボンバッテリー・マネージャー」「ゼロカーボン戦略」などの各ソリューションは、充電・バッテリー管理や資金調達の支援、運用効率化、データ活用による戦略立案などに対応する。物流業界では、運送業者や配送事業者のEVフリートの導入を促す狙いもあり、既存のハードウエアやソフトウエアとも連携できる点が特長だ。
これらのソリューションは、日立ゼロカーボンが8000台以上のEVを用いて実施した「オプティマイズ・プライム」試験を基に開発された。日立ゼロカーボンは現在、欧州・北米・アジアで1000台以上のEV資産を管理し、公共交通や物流業界の脱炭素化を支援している。今後はデータと技術を駆使したバッテリーファイナンスソリューションにより、商用EVの普及をさらに後押しする。
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