拠点・施設太陽光パネル製造など再生可能エネルギー関連事業を手がけるAbalance(エーバランス)は8日、連結子会社のTOYO(米国)が米テキサス州に太陽光セル新工場を建設すると発表した。投資額は3億5700万ドル、日本円で571億円を見込む。着工は2027年4月、完成は28年4月の予定。
新工場は、TOYOがテキサス州ハンブルに保有する太陽光パネル工場に隣接するエリアに設ける。敷地面積は1万9000平方メートルで、生産能力は1.5ギガワット。従業員数は400人を予定している。土地と建屋はリース契約とし、投資額は製造設備と付帯設備を対象とする。
同社グループは、太陽光パネル製造事業を経営の柱とし、ベトナム、エチオピア、米国の3エリア体制でサプライチェーンの強化を進めている。新工場では、高効率で温度特性に優れるHJT太陽光セルを製造する。既存の米国パネル工場に近接してセル工場を設けることで、製造リードタイムの短縮や物流コスト削減、米国内補助金の活用を図る。
太陽光関連産業では、地政学リスクや各国の産業政策を背景に、調達・生産拠点の分散と現地化が進んでいる。同社は米国内でセルからパネルまでの供給体制を整えることで、成長が見込まれる米国市場での販売拡大を狙う。
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