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キューネ、航空貨物網にフランクフルト追加

2026年6月9日 (火)

ロジスティクスキューネ・アンド・ナーゲル(スイス)は8日、自社管理の航空貨物ネットワークを拡充し、貨物専用機「Inspire」の運航ルートにフランクフルトを追加したと発表した。北米、欧州、アジアを結ぶ接続性を高め、医薬品や半導体、高機能部材など、時間管理や安定輸送が求められる貨物への対応力を強化する。

(出所:キューネ・アンド・ナーゲル)

新たな運航ルートでは、シカゴからフランクフルトを経由し、アトランタへ向かう便を週1便設定する。フランクフルトは欧州有数の航空貨物ハブで、年間200万トンの貨物を取り扱う。シカゴとともに医薬品の生産・流通拠点としても重要性が高く、今回の追加により、大西洋横断のヘルスケア物流の接続が強まる。

▲新たな運航ルート(クリックで拡大、出所:キューネ・アンド・ナーゲル)

Inspireは同社が自社管理するボーイング747-8型貨物機で、アトラス航空(米国)が長期チャーターとして運航する。最大積載量は140トンで、高付加価値品や複雑な輸送条件を伴う貨物に対応できる。2026年6月からの更新後のローテーションでは、アトランタ、シカゴ、フランクフルト、リエージュ、シャルジャ、台北を結ぶ。

キューネは現在、世界で週100便超のチャーター接続を運用している。自社管理容量を拡大することで、需給変動や貿易動線の変化に対応しやすい航空貨物網の構築を図る。

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