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サトー、電子部品メーカーの棚卸作業時間9割削減

2025年4月17日 (木)

サービス・商品サトー(東京都港区)は17日、自社開発したRFID対応の入出荷・在庫管理システム「IritoDe」(イリトデ)を、電子部品製造を手がける長野FCLコンポーネント(長野県飯山市)に導入したと発表した。導入により、3万点に及ぶ電子部品の在庫管理がリアルタイムで可能となり、棚卸し作業にかかる時間を従来の91%削減した。

同社によると、長野FCLコンポーネントでは年4回、10人で2日かけて棚卸しを実施していたが、RFID導入後は6人で2時間に短縮されたという。これにより、作業効率が向上し、在庫データの正確性も改善。現在では月1回の棚卸しが可能となり、経営判断に活用できる情報精度が確保された。RFIDによる記録の自動化は、保管場所や入出荷履歴の追跡も可能にし、トレーサビリティーの強化にも寄与している。

IritoDeは、バーコードやQRコードにも対応し、在庫管理をデジタル化できるソフトウエアで、ラベルプリンターやRFIDリーダーとの連携が可能。ラベルの貼付方法や金属部品への対応策など、現場に応じた運用提案を行える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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