
▲棚卸の際は物品のQRコードをスキャン(出所:ZAICO)
サービス・商品ZAICO(ザイコ、山形県米沢市)は10日、福井ケーブルテレビ(福井県福井市)が在庫管理システム「zaico」を導入し、棚卸し作業時間を80%以上削減したと発表した。
福井ケーブルテレビでは、テレビ機器の設置やネット回線の接続に必要な配線や部品、アンテナなど500品目を管理。zaicoの「棚卸ワークスペース」を活用することで、従来1時間かかっていた棚卸し作業が5分で完了するようになった。
同社内の5-6部署と、委託先の工事業者6社の計12拠点で利用され、拠点ごとにユーザーグループを分けることで、各自が在庫を管理できる仕組みを構築。また、在庫置き場にQRコードを貼付し、入庫・出庫や棚卸時にスマートフォンでスキャンすることで、作業の効率化を図った。
福井ケーブルテレビは、業務拡大に伴い在庫管理の最適化を模索しており、特に高価な物品を扱うため、月1回12か所での棚卸しが必要であり、社内在庫だけでなく取引先に預けた在庫の確認作業も発生していた。zaico導入後は、取引先にもアカウントを発行し、日々の入出庫を共有することで棚卸し差異が減少。棚卸しのための訪問頻度も、月1回から半期に1回に削減された。
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