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カタールエナジー向けLNG運搬船命名、5月に就航

2025年4月18日 (金)

ロジスティクス日本郵船は18日、川崎汽船、MISCバーハッド(マレーシア)、China LNG Shipping(Holdings)(香港)と共同で出資する合弁会社が、カタール国営エネルギー会社ノカタールエナジー向けの液化天然ガス(LNG)運搬船の命名式を17日に開催したと発表した。同船は5月から、世界各国へのLNG輸送に従事する予定。

▲命名式の様子(出所:日本郵船)

同船は中国の滬東中華造船(集団)で建造中だったもので、カタール最大級の都市アル・ワクラにある丘の名前にちなみ「AL TUWAR」(アル・トゥワール)と命名された。同合弁会社が世界最大級のLNG生産者であるカタールエナジー向けに新造するLNG船12隻のうちの1番船で、同社が関与するLNG船としては初の中国での建造となる。

同船は積載容量17万4000立法メートル、全長299メートル、型幅46.4メートルの大型船で、燃料油とボイルオフガス(航行中にカーゴタンク内で気化したLNG)を燃料として利用する燃料効率に優れた最新の二元燃料エンジン「X-DF 2.1 iCERエンジン」を採用。余ったボイルオフガスを有効に利用する再液化装置を搭載しており、効率的な運航を実現して温室効果ガス(GHG)の削減に寄与し、環境負荷を低減する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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