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郵船など、カタールエナジーとLNG運搬で用船契約

2022年11月4日 (金)

ロジスティクス日本郵船と川崎汽船は4日、両社などの出資する合弁会社がカタール国営エネルギー会社QatarEnergy(カタールエナジー)との間でLNG(液化天然ガス)運搬船5隻の長期定期用船契約を締結したと発表した。

QatarEnergyは世界最大級のLNG生産企業。5隻は世界各国へ向けたLNG輸送に従事する予定で、中国の造船企業グループと建造業務の契約を結んでいる。2025年から26年にかけて順次、完成する計画だ。

日本郵船と川崎汽船は、LNGの海上輸送ビジネスを展開。今回の用船契約を巡っては、豊富なLNG船の建造経験や高いレベルの船舶管理品質、安全で最適な運航サービスが高く評価された。5隻は最新の低燃費ガス焚き低速ディーゼル機関を採用。温室効果ガスの削減に寄与するとともに、幅広い船速域における環境負荷の低減を実現する。

<LNG運搬船の概要>
積載容量:17万4000立方メートル
全長:299.00メートル
型幅:46.40メートル
造船所:滬東中華造船(集団)
速力:19.5ノット

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LOGISTICS TODAY編集部
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