日産自動車、熊本県五木村とEV活用で連携

荷主日産自動車は21日、熊本県五木村と連携し、電気自動車（EV）を活用した脱炭素化、災害対応を目的とする協定を締結したと発表した。協定には日産自動車のほか、熊本日産自動車、日産プリンス熊本販売も参加しており、EVの普及促進と災害時の非常用電源としての活用が柱となっている。

（出所：日産自動車）

五木村は「ゼロカーボンシティ2050」を掲げており、再生可能エネルギー施設の整備や公用車の電動化、災害協力車制度の創設などに取り組んでいる。今回の協定では、EVの蓄電機能を活用した啓発活動を通じて村民の環境・防災意識の向上を目指すほか、再生バッテリーやエネルギーマネジメントシステムを活用して再生可能エネルギーの有効活用を進める。

また災害時には、日産の販売店舗に配備されたEVを避難所などの非常用電源として供給する仕組みを構築する。今後、4者は同協定に基づき、EVや再生バッテリーを積極的に導入し、同村の脱炭素社会の実現と持続可能な地域づくりに寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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