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五常、倉庫向け遮熱シートの関心度高まる

2025年4月28日 (月)

▲遮熱レスキューを施工した倉庫(出所:五条)

ロジスティクス五常(千葉市若葉区)は28日、倉庫や工場向けに提供している遮熱シート施工サービス「遮熱レスキュー」への問い合わせ件数が4月に前月比2倍に増加したと発表した。背景には、厚生労働省が6月1日から職場での熱中症対策を罰則付きで義務化すると決定したことがあり、企業の対策需要が急速に高まっているという。

遮熱レスキューは、倉庫や工場の天井に専用遮熱シートを施工することで輻射熱を97%遮断し、庫内温度を5度低下させる効果を持つ。通常の断熱材と異なり、遮熱効果が半永久的に持続する点が特徴であり、施工後のメンテナンスコストも抑えられる。天井とシートの間に空気層を設けることで対流熱も防ぎ、床から高さ1700ミリ地点で最大3.6度の温度差が確認されている。

物流倉庫の温度管理は、荷物の品質維持や作業者の安全確保に直結する重要課題となっている。同社では、遮熱対策により庫内温度上昇を抑制することで、作業環境改善と荷物劣化防止の双方に寄与すると説明している。

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LOGISTICS TODAY編集部