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東濃ひのき流通協、木材SCのCO2排出可視化

2025年4月30日 (水)

サービス・商品東濃ひのき製品流通協同組合(岐阜県白川町)は4月30日、白川流域のサプライチェーン「白川LSC」で、木材製品ごとのCO2排出量を可視化する取り組みを開始すると発表した。協力事業体と連携し、木材の製造・流通過程で発生するCO2排出量をe-dashのシステムを用いて算出する。

(クリックで拡大、出所:東濃ひのき製品流通協同組合)

同組合はこれまで、木材の物理性能表示に注力してきたが、新たに「環境性能」の明示を加えることで環境負荷の低い素材選定を促す。白川LSCに参画する事業者は今後、納品書などにCO2排出量を記載していく計画で、3か月ごとに需給調整会議を実施し、情報の透明化と安定供給体制を整える。

同取り組みにより、製品の原産地や加工工程、輸送距離などによる排出量の違いを数値で明示することが可能となる。同組合は、今後さらに排出量データの精度向上や、第三者認定の取得を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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