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SC混乱から回復に自信あるブランドは21%、米調査

2025年4月30日 (水)

調査・データサプライチェーン可視化プラットフォームを開発するアンヴィル(米国)が4月29日に発表した「2025年サプライチェーンの現状レポート」によると、サプライチェーンの混乱への対応に自信を持っているブランドはわずか21%であることがわかった。

同社によるとサプライチェーンの可視性が高いブランドは可視性の低いブランドと比較して、サプライチェーンの混乱が起きてから1週間以内に回復する可能性が5倍高くなっているという。回答者の66%が混乱からの回復にはリアルタイムの可視性が不可欠であると認識している一方で、59%は現在のシステムでは実現は難しいと回答した。

同レポートは企業が供給不足、輸送遅延、コスト変動などの変化にどのように対応しているかについて分析。一部の企業はレジリエンス(回復力)向上のためのテクノロジー投資を行っている一方で、43%の企業は引き続き手作業や旧式のシステムに依存していることが明らかになった。各ブランドが直面している共通の障壁としては、データ品質の低さ、非効率的なレポート作成、サプライチェーンプラットフォーム間の統合不足などを挙げた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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