【決算】櫻島埠頭、最終赤字12.5億円

ロジスティクス第2低温倉庫の売上高が大きく減少したものの、原材料を中心とするばら貨物の取扱数量が大幅に増加し、0.4％の増収となった。売上原価は、減損損失の計上により減価償却費が減少したが、物流倉庫セグメントの荷役関係諸払費や動力費の大幅な増加、設備修理費の増加などにより、9.6％の増加となった。販売費、一般管理費については、人件費削減により3.4％の減少。

この結果、営業損益は3億4100万円（前の期は2000万円の利益）の損失、経常損失3億1200万円（前の期3000万円の利益）となった。最終損益は、低温倉庫の契約先変更に関連して違約金など4億5300万円の特別利益を計上したものの、第2低温倉庫の撤去に伴う減損損失、固定資産撤去損失引当金繰入額など12億4900万円の特別損失を計上したことから、11億2700万円（前の期は2億9900万円の損失）損失となった。