ロジスティクス近鉄エクスプレス(東京都港区)は4月30日、自社システムがランサムウェア攻撃を受けたことに関する調査状況と復旧対応について発表した。同社は4月28日付でサーバー障害を公表しており、今回の発表はその続報となる。
同社は現在、外部の専門家と連携し、被害状況や影響範囲の特定に向けた調査を進めており、顧客データベースへの影響が確認された場合には、影響を受ける顧客に対して個別に連絡を行うとしている。また、システム環境の包括的な評価を実施し、潜在的な影響の特定と予防措置の講じる作業を進めている。
なお、同社のシステムはほぼ復旧しており、一部地域で停止していたサービスの提供も順次再開している。事業継続のための措置も開始されており、顧客サポートは継続して提供されているという。
同社は、今回の事態を重く受け止め、原因の追究と情報セキュリティ体制の一層の強化、徹底を図り、再発防止に努める。
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