大阪府、中小企業の新事業展開支援へ補助金

行政・団体大阪府は1日、2025年度「新事業展開テイクオフ支援事業」を実施すると発表した。物価高騰や人手不足など、厳しい経営環境に直面している府内中小企業を支援するため、専門家による伴走支援および補助金を活用し、新規事業展開を後押しする。補助金公募は26日から6月25日17時まで。

同事業は、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、「新規事業推進」と「生産性向上」の2枠で実施される。新規事業推進枠では、既存事業と異なる分野や業種への進出、新商品・サービス開発を支援し、生産性向上枠では、省力化投資を促進する。補助金額は上限100万円で、建設業・運輸業・宿泊業・飲食サービス業における人手不足解消の取り組みには50万円を上乗せし、最大150万円が支給される。

対象は大阪府内に本店または主たる事業所を有する中小企業で、600者が対象となる。補助事業の実施期間は8月上旬から26年1月31日のいずれか早い日まで。

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LOGISTICS TODAY編集部
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