財務・人事遠州トラック(静岡県袋井市)は9日、2025年3月期の連結決算を発表した。
発表によると売上高は前年同期比3.6%増の486億3100万円、営業利益は同23.9%増の32億3900万円、最終利益は16.8%増の23億9000万円となり、大幅な増収増益を達成した。
物流事業の売上高は前年同期比3.8%増の484億8400万円となった。内訳をみると、輸送部門が前年同期比3.6%増の360億100万円、倉庫部門が前年同期比4.4%増の124億8300万円であった。
一方、不動産事業等のその他セグメントの売上高は前年同期比36.0%減の1億4600万円となった。
3月期の通期予想は、売上高は前年同期比7.3%増の522億円、営業利益は同4.9%増の34億円、最終利益は0.4%増の24億円とした。
同社は23年度を初年度とする3年間の中期経営計画期間中に90億円の事業投資を行い、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進して新しい物流サービスに挑戦し、中継輸送などの戦略商品を核に事業領域を拡大する方針を示している。
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