財務・人事山九は12日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比7.7%増の6067億9100万円、営業利益は同24.8%増の439億4500万円、最終利益は26.1%増の307億4700万円と増収増益だった。
物流事業セグメントの売上高は前期比4.0%増の2955億6400万円、セグメント利益は同20.2%増の96億8100万円だった。港湾国際では新規作業の開始および国内のプロジェクト輸送案件、倉庫保管・梱包作業が増加。3PL一般では、国内での鋼材・化学品関連の保管・輸送作業の増加があった一方、消費財などの取扱いが減少。中国域内での自動車部品・消費財の輸送作業が内需不振の影響を受けて低調に推移した。構内では、国内客先の単価改定の進展、出荷作業の増加に加え中東での新規作業の増加および昨年度計上した追加コストの剥落などの影響がでて増収増益となった。
26年3月期の通期予想は、売上高は1.8%増の6180億円、営業利益は6.7%減の410億円、最終利益は4.1%減の295億円を見込んだ。
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