財務・人事丸全昭和運輸(神奈川県横浜市)は12日、2025年3月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.1%増の1445億7200万円、営業利益は10.9%増の146億4800万円、最終利益は0.6%増の98億400万円となった。
セグメント別では、主力の物流事業が好調に推移し、売上高は前年同期比3.0%増の1255億2600万円、セグメント利益は11.4%増の126億5600万円となった。国内貨物の輸送量は通年では減少したものの、関東地区ではIT機器や住宅設備機器の取り扱い増加があった。中部地区では住宅設備機器や断熱材の取扱いが増加。関西地区では油脂や電力機器関連の取扱いが増加した。また、航空貨物については、半導体関連貨物や海外設備投資需要の回復により一般機械や機械部品の取扱量が増加したほか、消費財や生産財も活発な荷動きが続き、貨物取扱量は全体的に増加した。
構内作業及び機械荷役事業の売上高は前年同期比3.9%増の165億6000万円、セグメント利益は8.1%増の14億9900万円となった。発電用原料やステンレスの取り扱い増加が貢献した。
2026年3月期の業績予想については、売上高は5.8%増の1530億円、営業利益は9.2%増の160億円、最終利益は22.4%増の120億円を見込んでいる。
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