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ECアマゾンジャパン（東京都目黒区）と中国・四国地方でスーパーマーケットを展開するリテールパートナーズ（山口県防府市）は10日、リテールパートナーズ傘下の丸久（同）が運営する「アルクネットスーパー」をAmazonに開設したと発表した。広島市と周辺の一部エリアでサービスを提供する。Amazonが中国地方で生鮮食品のオンライン販売・配送サービスを行うのは、今回が初めてとなる。
利用できるのは、Amazon.co.jpアカウントを持ち、対象エリア内の住所を配送先に登録している人で、ネットで注文した食材や総菜、日用品などの商品が最短2時間で自宅などに届く。
商品は、丸久が運営するスーパー「アルク」で扱っているもので、最低金額なしで注文できる。注文が入ると、アルク東千田店（広島市中区）の専任スタッフが商品を選び、Amazonのネットワークで配送する。
配送時間は正午から20時の間の4つの時間帯から選択でき、当日、翌日、翌々日の2時間単位で指定できる。配送料は8000円以上の注文で無料、3000円以上で290円、3000円未満の場合は590円となる。さらに、300円の追加料金（8000円以上の場合は290円）で1時間単位での配送時間の指定もできる。
Amazonでは、スーパーとの連携を進め全国各地でネットスーパー事業に取り組んでおり、アルクの開設が13都道府県目となる。
Amazonサイト上のアルクネットスーパーでは、今月23日まで冷蔵・冷凍食品やアイスなどの対象商品を最大30％割引する「サービス開始記念セール」を行っている。また、初回購入時は4000円以上の購入で2時間単位の受取時間の配送料が実質無料となる。さらに4000円以上の購入で、購入金額の合計から期間中何度でも10％割引となるクーポンも配布する。
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