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丸全昭和3Q、貨物自動車運送など好調で増収増益

2022年2月9日 (水)

財務・人事丸全昭和運輸が9日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比14.1%増の1013億2800万円、営業利益が28.5%増の87億5400万円、経常利益が28.6%増の93億7100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が30.1%増の61億4800万円となり、第3四半期としては2年ぶりの増収増益だった。

(イメージ)

主力の物流事業は、売上高が前年同期比15.9%増の876億7000万円、営業利益は29.6%増の73億6300万円となった。貨物自動車運送事業は、関東・中部で住宅資材が、関西では電力機器関連の取り扱いが増加した。港湾運送事業は、関東で建設機械の輸出入や医療用フイルムが増加したほか、関西では電力機器関連の取り扱いが好調に推移した。倉庫業は、日用雑貨の取り扱いが順調。鉄道利用運送事業は住宅資材が好調だった。

構内作業・機械荷役事業は、売上高が4.4%増の118億8000万円、営業利益が24.8%増の9億9700万円だった。構内作業で電力機器関連や化学品が増加した。

2022年3月期の通期業績予想は、21年11月8日公表の数値を据え置き、売上高1350億円、営業利益105億円、経常利益110億円、親会社株主に帰属する当期純利益74億円とした。