ピックアップテーマ
ロジスティクスソフトバンクロボティクス（東京都港区、SBR）は11日、SB C&S（同）の物流センター運営を担うSBフレームワークスの川崎事業所（川崎市川崎区）に、国内最大級となる「AutoStore」（オートストア）を中心とした自動化ソリューションを提供すると発表した。稼働開始は2026年1月以降を予定している。
導入されるオートストアは、ロボット160台、ビン6万5000個、ワークステーション28台で構成される大規模仕様で、保管効率を従来比最大4倍に高める。レイアウトの自由度を生かし、防火区画をまたぐ設置を実現した点も特徴だ。最新型の「FusionPort」を採用し、高い処理能力を確保する。
ピッキング工程には、米バークシャーグレイのアームロボットを導入し、多様な形状の商品に対応する。オートストアへの入庫作業もロボットで自動化する。搬送では、フランス・バリョの無人フォークリフト（AGF）を採用し、高スループット搬送に対応する「LOWY」のほか、日本初導入となる3ウェイ高層タイプ「VEENY」が稼働する予定だ。VEENYは最大揚高17メートルに対応し、狭小通路でも運用できる。
SBRは人型ロボット「Pepper」以降、清掃・運搬・物流分野へとロボティクス事業を拡大してきた。世界各地のロボット技術を組み合わせる「ロボットインテグレーター」（RI）として、物流現場の自動化と全体最適化を支援する提案を進めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊（平日7時）・夕刊（16時）のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
