
▲LAES商用実証プラント(出所:住友重機械工業)
荷主住友重機械工業は10日、広島ガスと共同で建設を進めていたLAES商用実証プラントが1日に商用運転を開始し、9日に完成式を行ったと発表した。
同プラントは、液化空気の生成過程でLNG(液化天然ガス)冷熱を供給し充電効率の向上を図る世界初のLAES商用設備とされる。住友重機械は設計、建設、運転・運用を担い、商用運転を通じて得られる知見を基に設備の合理化を進める。広島ガスはLNG冷熱を供給し、自社設備ボイラーの省エネ・省CO2につなげる。
施設名称は「住友重機械工業廿日市エネルギー貯蔵発電所」で、広島ガス廿日市工場内に位置する。容量は5メガワット×4時間貯蔵(充電4メガワット)で、実証試験は1日に開始した。
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